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12月25日 朝日新聞朝刊オピニオン フォーラム
【みんなで育てる】
親元で、暮らせない「社会的養護」が必要な子は45000人。
その中で家庭的な環境にいる子は6500人。
それは全体の15%にしかすぎず、85%が施設で暮らしている。
里親をどう増やすかが課題で、まずは里親を知ってもらうこと。
そして里親になる前の研修だけでなく、里親になったあとで、
里親自身のスキルを高める研修も必要で、また一緒に子どもをみて、
相談に乗ってくれるチームを組んで里親を支えないと養育は難しい。
でもそうすることで「普通の人」も里親になれると考えますと、
長野大学教授・児童精神科医の上鹿渡和宏氏の言葉が記載されてました。
他に、里親を孤立させないよう、複数の里親家庭が隣接して暮らし、
里親をサポートするスタッフが常駐する「センターハウス」があり、
支えあいながら子育てをしている、国際NGOが世界135の国と地域で運営する
「SOS子どもの村」(福岡市と仙台市にあります)の紹介も載っていました。
クリスマスの今日、4歳の子どもが虐待で死亡し母親と同居の男性が逮捕される
事件が朝からニュースで流れていました。
すべての子どもが「生まれてきてよかった」と思える社会にするには、
何をしたらよいのか途方に暮れる。
小さなことから、子どもたちにそして子育てで悩んでいる親に寄り添っていきたい。
山本
SOS子どもの村JAPAN
長野大学
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