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フードバンクちば × 千葉市こども食堂ネットワーク

Zidonetです。

 

厚生労働省より6月27日に、2016年の「国民生活基礎調査」が公表され、

経済的に厳しい家庭で育つ17歳以下の子どもの割合を示す「子どもの貧困率」は

12年ぶりに改善したと報道されています。

 

 

先日、千葉市こども食堂ネットワークの金田さんと、フードバンクちば菊地さんに無理を言って、

事業所見学及び「フードバンク」活動と「こども食堂」の取り組みについてお話を伺いました。

 

メディアが「景気が少しずつ良くなり、貧困率が回復した」「貧困が6人に1人から7人に1人になった」

など前向きに報道も見受けられるなか、そこでお聞きした現状は、そうした数値では測ることができない

切実なものばかりでした。

 

 

3日間何も食べることができず、ギリギリの状態で相談に来られるケース。

生活の基盤がなく、今日食べるものに困っている方がいると行政からの問い合わせ。

1か月に約200箱の支援物資を、切実に必要としている方1人1人へ届ける現状。

私たちが住んでいるこの地域で、今、起こっていること。

 

見学に同伴したZidonetスタッフも、

私たちが住む地域で、今日をどう生きるか切実に困っている人がたくさんいること、

そうした人たちを、企業、個人、仲介する方々等の善意のつながりで支えようと

必死に活動していることなどを知り、その帰路で考え込んでしまっていました。

 

そのスタッフは、こんなことを言っていました。

 

食べることに困っている人にただ食べ物を届けるだけではなくて、

「あなたは1人ではない」「あなたを思っている人がいる」という想いも箱に詰めて

送っていると感じました。支援していただいた食べ物を、1つも無駄にしないように、

仲介しているフードバンクの方々も、1つ1つ丁寧に梱包していて。

食べ物は誰かの口に入ってこそ価値があるものに変わる。支援した人も、された人も、

食べることは生きることだから、その食べ物が誰かの「生きる力」に変わった時、

寄付をした企業、個人の方々、仲介している方々など、支援している人たちみんなの

生きる力にもなるのですね。

 

 

 

 

【フードバンクとは】

 

日本では、年間1780万トンの食糧が廃棄されています。

また、農林水産省が2012年に発表した日本の食品ロスの年間総量は500〜800万トン

年間のコメ生産量が839万トンなので、それと同じくらいの割合のロスが出ている計算になります。

家庭から出る食品ロスが200〜400万トン、事業者(企業など)から出る食品ロスが300〜400万トンです。

 

世界の食糧援助の総量が約650万トンですので、日本の食品ロス分だけでも計算上は賄えてしまうことになります。

 

一方、日本において、困窮して生活保護等の制度を利用する人、失業者・不安定就労者などを含め、

安全かつ十分に栄養のある食べ物が得られていない人は6人に1人いると言われています。(現在は7人に1人?)

単純計算で、約2000万人いることになります。

 

そうした「余っている」ところから「必要としている」人へ届ける仲介的な支援をしているのが、

「フードバンク(食品銀行)」と言えます。

 

 

 

私たちZidonetも、バンクを事業の1つに位置付けていますが、

こうした最前線で支援をされている方々からの学びを活かし、今後も各団体を連携・協力を進めていきます。

ありがとうございました。

 

 

フードバンクちば

https://foodbank-chiba.com/top.html

 

 

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