Zidonetブログ
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Zidonetです。
Zidonetでは、
「里親等支援寄贈事業」や「おもちゃフェスタ」、
「社会的養護・里親制度について知ろう!」などの
イベントを実施するにあたり、
企業や個人の皆様から寄せられる寄贈品の一部を、
不定期に、衣類・玩具などを必要としている
海外の子どもたちへ届ける活動をしています。
その支援先の1つであるパラグアイで、
「Zidonet海外支援寄贈事業」を
現地で担ってくれている知人から、
近況報告がありましたので、
要約してこの場で簡単にご報告します。
コロナ禍の中で、
海外への支援は一時休止とせざるを得ない
状況ではありますが、
各所と情報交換をしながら、
継続的に出来ることを検討して参ります。
・現在、郵便物受付のパラグアイへの航空便・船便はすべて止まってる状態です。
・Fedexなどの海外配送会社は動いてますが、かなり高い運送料がかかるため
例年通りの寄付を行うには現実的ではありません。
・パラグアイの空港からは、たまにしか飛行機が飛んでおらず、
知人もいつ日本に帰れるかも分からない状況で、
状況が好転することを気長に待っている状況です。
・パラグアイは周りのブラジル・アルゼンチン・チリ・ボリビア
などに比べて感染者は少ないです。
・パラグアイは人口が少ないためと、他の南米諸国と違って、
台湾と国交があるためか、初期からロックダウンを徹底した対応が
状況を悪化させなかった要因かも知れません。
・ただ、最近は感染者数がどんどん増えてきて、
知人の住んでいる田舎の地域にも感染者や死者が出始めています。
・パラグアイは日本と違ってコロナに感染しても受け入れてくれる
病院は大都市だけになります。知人が住んでいる地域から
一番近いところでも車で3時間ほどかかります。
・ベッドにも限りがありますし、お金もたくさんかかります。
貧しい人たちやその子どもたちはどうしているんだろうかと
本当に心配になります。
・現地では、コロナにかかってもPCR検査もできないので、
ただの風邪かデング熱だと思われたり、診断?される可能性もあります。
・こういう現実を考えると、医療が整っている日本のような国の人たちは
本当に恵まれているんだなと実感します。
・また輸送関係が動き出したらお知らせします。
以下の風景画像は、
パラグアイに住んでいる知人が住む家の周辺だそうです。