へっぽこ里親日記
FOSTER CARE
FOSTER CARE
【ファミリーホームふるかわ】
千葉市(こども未来局こども未来部こども企画課)が推進する
「こどもの参画」のモデル事業の1つである
「こども・若者の力ワークショップ」。
2020年後期のワークショップは、
「里親さんってどんな人?こんな人!」
というテーマでした。
昨年12月に、我が家も少しだけ協力させていただきました。
(詳細は以前のブログ記事にて)
今回、そこに参加した子どもたちの
PR発表会があるとのことで、出席させていただきました。
子どもたちは、自分が通う各々の学校でアンケートをとったそうです。
(なんと総勢600名以上!!)
ある学校では、
子どもたちは1クラスでアンケートを実施するつもりでしたが、
校長先生が「こんな良いアンケート、全校でやるといい」と
おっしゃってくだり、全校アンケートとなったとのことです!
「あなたにとって家族とはどんなものですか?」
・大切な存在 289名
・助けてくれる、支えてくれる 79名
・血のつながっている人 45名
・自分を育ててくれる人 32名
・頼れる、信頼できる 25名
ほか多数
「里親を知っていますか?」
・はい 258名
・いいえ 328名
「里親とはどんなものですか?」
・親のいない子を引き取る人 93名
・親の代わり、保護者 67名
・一緒に暮らす、新しく家族になる 17名
他多数
「里親にどんな印象がありますか?」
・優しい、新設、あたたかい 153名
・いい人 37名
・こわいイメージ 20名
・家族と同じ、新しい家族 15名
・大変そう、難しそう 11名
他多数
「今後、里親を知りたいと思いますか?」
・思う 403名
・思わない 215名
私たちと同じ地域に住み、
未来を担う子どもたちの率直な意見。
これ以上にないほどに、参考になります。
自分が同じ年の時に、
ここまでしっかりしていたかな…(笑)。
両親がいて、帰る家があって、毎日ご飯を食べる、学校に通う等々、
ぜんぶ、ぜんぶ当たり前のことだと思っていた。
知らないことを知ろうともしなかった。
詳しく教えてくれる人もいなかった気がする。
ロゴマークや、里親クイズ、あいうえお作文なども、
全て子どもたちが考えたものです。
どうしたら里親さんが増えるかな、
知ってもらえるかなという想いで、
一生懸命考えたものだそうです。
どれもこれも素晴らしく真剣な想いが伝わってきました。
これは上下逆さにしても文字が読める
「アンビグラム」というものらしいです!
今回、子どもたちに関わらせていただき、
自分のことも振り返ることが出来、
本当に貴重な体験をさせていただきました。
参加した少年の「里親は知らない世界だから知りたかった」
という言葉が、印象に残っています。
知りたいという気持ちが、
歩み寄る大きな1歩なのだと思いました。