へっぽこ里親日記
FOSTER CARE
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【ファミリーホームふるかわ】
ファミリーホーム全国研究大会のテーマ「未来へつなぐ命」には、
東日本大震災の教訓を忘れない、という想いも込められています。
平成23年3月11日に発生した大地震に関する情報は、
7年が経過した今では、ほとんどメディアで知らされることもなくなりました。
平成23年は、「ファミリーホームふるかわ」で一緒に生活をしている女の子が
生まれた年。ちょうど彼女は今年小学校1年生になりました。7年の歳月。
著しい制限の中で被災地に生まれた子どもたちも、同じ歳です。
仕事の関係で南相馬市の保育園復興支援へ行く都合もあり、
全国研究大会を先に抜けさせていただき、
その途中で被災地復興状況の視察に行きました。
その道中、子どもたちが何を感じたかはわかりませんが、
「実際にその場に立つこと」は、とても大切なことだと
私自身、この復興支援に初めて連れてきてくれた先輩から教わりました。
大川小学校跡地。
犠牲になった児童数74名。
犠牲になった教職員数10名。
襲った津波の高さ8.6メートル。
地震発生から51分後に襲った津波。
津波が押し寄せ、甚大な被害を受けたとは思えないほど
おだやかで、きれいな海。松川浦。
後ろには、延々と続く白く高い防波壁が出来ていました。
南相馬市の保育園復興支援(夏祭り)